音楽理論 ざっくり解説

音楽理論をざっくり解説します。最低限のポイントだけ知りたい方へ

音楽理論

雅楽 後編

雅楽 後編です。 前編では雅楽の各楽器の紹介と、それらの役割について解説しました。後編ではキーや移調、あと多少補足説明をしようと思います。 雅楽の調子 雅楽には壱越調・平調・双調・黄鐘調・盤渉調・太食調という6つの調があります。ではここで各調子…

雅楽 前編

今日のテーマは雅楽です。神社でよく演奏されるアレですね。 もちろん私は雅楽の専門家ではないので、そこまで深く理解しているわけではありませんが、頑張って解説していこうと思います。 東洋の不思議な音楽 まず雅楽とは次のような音楽です。 www.youtube…

ドレミはCDE

「ドレミファソラシド」とは何語でしょうか。 答えは、イタリア語(正確にはラテン語)です。 グレゴリオ聖歌に「聖ヨハネ賛歌」という曲がありまして、その曲は各フレーズの最初の音がド・レ・ミ…と一音ずつ上がっていく、という面白い特徴がありました。(…

奏法記号 後編

奏法記号 後編です。 前編で紹介できなかった記号と、あとは何記号に分類されるのかよく分からないものについて解説していきます。 まずはフェルマータです。 目玉のようなマークで表します。音楽の教科書には「ほどよく伸ばす」とか「2~3倍に伸ばす」と書…

発想記号(発想標語)

続いては発想記号を見てみましょう。 楽譜(五線譜)には「音の高さと長さ」という2つの情報しか含まれていないので、オタマジャクシを見ただけでは、その曲を元気よく弾くべきなのか落ち着いて弾くべきなのか分かりません。よって、その辺を具体的に言葉で…

反復記号

続いては反復記号について勉強しましょう。 曲中で全く同じものを繰り返して演奏するとき、同じものを2回書くのは面倒なので省略して書く方法がいくつかあります。それを反復記号と言うのですが、反復記号は音符に関するものと小節に関するものの2種類があり…

楽譜の読み方 後編

楽譜の読み方 後編です。 いきなりこのページにたどり着いてしまった方はこちら「楽譜の読み方 前編」を読んでからもう一度来てください。 16分音符 前編では四分音符を細分化させた八分音符まで勉強しましたね。今回はそれをもっと細分化させた16分音符を勉…

楽譜の読み方 前編

今日は楽譜(五線譜)の読み方について勉強します。楽譜が読めなくても音楽は一応出来ますが、読めないよりは読めたほうが何かと便利であることは間違いない。 楽譜とは文字のようなものです。文字が読み書きできなくても言語を話すことはできますが、読み書…

移調

オリンピックで4連覇を成し遂げたレスリングの選手のことではありません。 移調とは、曲の調を変えることです。カラオケで音程が高すぎて歌えないとき、キーを「-1」とか「-2」のようにして下げますよね。簡単に言ってしまえばアレのことです。 実は、音楽…

拍子 後編

拍子 後編です。ここからは記譜法も含めて解説していきます。 前編で紹介したように、曲のテンポに合わせて「1、2、3、4…」などとカウントし、いくつの周期でリズムがピッタリ合うかを調べれば、その曲が何拍子であるかを判別することができます。 「1…

Ⅳ諸和音

今日はⅣの和音の変形についていくつか勉強します。 ただ、私はあまりこの辺の和音が好みではないので、普段一切使いませんw よって本などに書いてあることを何となく紹介するだけになりますのでご了承ください。 まずは「ドリアのⅣ」です。 短調のⅣの和音の…

減七の和音(dimコード)

今日のテーマは、減七の和音です。コードで言うとdimのことです。 dimは不思議な形をしているので、作曲する上でどう扱えばいいのか困っている人もいるかもしれません。しかし正体が分かってしまえばそれほど難しい和音ではありませんよ。 まずは作り方から…

第三転回形・第四転回形の和音

今日のテーマは、第三転回形の和音です。 コードで言うとG/FとかC/B♭とか、そういうやつですね。三和音の形では存在しませんが、7th以上の音がくっつくことによって定義することができます。 第三転回形の和音で注意しなければいけないのは、根音が限定進行…

第一転回形の和音

今日のテーマは、第一転回形の和音についてです。 和音には、第一転回・第二転回・第三転回という3つの転回形があります。ドミソという基本的な配置に対して、一番下のドの音を上に持ってきてミが低音になった形が第一転回。そこからさらにミも上に行ってソ…

コードの構成音 クイズ

では、今まで学習した知識を使ってコードの構成音当てクイズに挑戦してみましょう。 いきなりこのページにアクセスしてしまって「今までの学習って何のこと?」と思った方は、こちらをご覧下さい。 www.mie238f.com さて、以下のコードが問題文です。構成音…

12音技法について

現代音楽の中でも割と理解しやすい部分が12音技法です。理論が明快なので、適当に音符を置いていけば初心者でもそれっぽい曲ができてしまいます。 というわけで、今回は12音技法についてざっくり見ていきましょう。 まず歴史的なことを説明すると、12音技法…

対位法 後編

対位法、後編です。 前編では基本的な理論について学びました。後編では細かいテクニックや知識について学んでいきましょう。 まずは教会旋法です。教会旋法とは、中世ヨーロッパで使われていた音階のことです。簡単に言うとピアノの白鍵だけを使って作られ…

対位法 前編

対位法とは、ルネサンス期からバロック初期にかけて確立された音楽理論です。 簡単に言うと、普通はメロディに対して和音で伴奏をつけると思いますが、それに対して伴奏部分もメロディにしてしまうのが対位法です。もっとざっくり言うと、カエルの歌のような…

コード進行の規則 後編

はい、コード進行の規則 後編です。 前編では、音階上の7つ(使うのは6つ)の和音の役割について説明しました。今回は、もう一歩踏み込んでノンダイアトニックコードについて解説いたします。 ダイアトニックとは簡単に言うと「音階上の」という意味で、ハ…

コード進行の規則 前編

「コードはもう完璧に覚えたぜ! でも作曲する上で、これをどう並べたらいいかが分からないんだよなぁ…」 そんなあなたにお届けするのが今日のテーマ「コード進行の規則」です。 「やべ、俺コードまだイマイチ分からないんだよなぁ…」という君は、これを読ん…

転調 後編

転調 後編です。 Googleで「転調」で検索しようとしたら「店長 うざい」と表示されました。その意見については私も賛成です。 前編では転調・借用の基本的な考え方について学びました。後編では実際の曲を聞いてみましょう。しかしその前に、前編で言い忘れ…

転調 前編

今日のテーマは転調です。 転調とは何でしょうか。曲の調が変わることです。 調とは、簡単に言ってしまえば#とか♭の数ですね。これが変われば転調です。よく最後のサビで半音上がるのが転調だと思ってる方がいますが、…まぁあれも転調であることには違いな…

和声法 後編

和声法、後編です。 前編では和声の基本的な考え方を学びました。しかし私が和声を勉強していたときにず~っと分からなかったのは、この単なる和音の繋がりをどうやって実際の作曲に活かせばいいのだろうか、ということです。 実際の曲では音が動き回ります…

和声法 前編

今回は和声法のお勉強です。 和声って何? と言うと、つまりコード進行論のことです。もうちょっと突っ込んで言うと、コード進行論はあくまでどの和音からどの和音に行けるか、というマクロな視点であるのに対し、和声法はもうちょっとミクロな視点で、Cのコ…

コードの覚え方 後編

コードの覚え方、後編です。 前回は、アルファベットの意味について勉強しました。今回は数字です。 コードに書いてある数字の意味は、主に追加音。たまに、3度の音や5度の音を変化させる役割があります。 では追加音から見ていきましょう。 一番使われる…

コードの覚え方 前編

今日のテーマはコードネーム(通称コード)です。 ポピュラー音楽を演奏する上で避けて通ることはできませんが、なかなか覚えられないという方も多と思います。 そもそもコードとは何か? コードとは、和音です。ドミソとか、ソシレとかの、あの和音。それを…

楽典

東北にある野球チームのことでしょうか。いえ、違います。 楽典とは、楽譜の読み書き、及びそれに付随する様々な用語や概念を解説した学問です。よく「音楽の文法」などと言われます。これは楽典を英語で「Musical Grammar」と言うためなのですが、正確に言…

ジャズの演奏の仕方

今回はジャズの演奏の仕方について解説します。 私はピアノ弾きなので、主にピアノについての解説になってしまいますが…。 さて、ジャズと言えば、なんと言っても最大の特徴はあの浮遊感のあるサウンドですよね。 あれはどうやって作り出してるのかと言えば…

和声で扱う和音

こちらでは和声学で扱う特殊な和音を紹介いたします。 細かい和音も含めるとかなりの量になってしまうので全部は紹介しきれませんが、順番にご覧下さい。 www.mie238f.com www.mie238f.com www.mie238f.com www.mie238f.com www.mie238f.com www.mie238f.com…

ナポリのⅡ(ナポリの6)

今回紹介する和音は「ナポリのⅡ」です。 あまり詳しく調べていませんが、多分これは日本だけでの名称ではないかと思います。英語ではナポリタン・シックス(ナポリの6)と言うらしいです。 私も小さい頃によく遊んだものですよ。元ネタはジャッキー・チェン…