「音学理論 ざっくり解説」にお越し頂きありがとうございます。こちらから当サイトの主な記事をご覧いただけます。 まだまだ作成途中ですので、ボリュームの少ない点や断片的な点など多々ありますがご了承下さい。 www.mie238f.com www.mie238f.com www.mie2…
インド音楽 後編です。 前編「インド音楽 前編」では簡単な特徴や歴史とラーガについて勉強しました。 後編ではインド音楽で主に使われる楽器と、リズムについて見てみましょう。 楽器 まず我々がイメージするインドの楽器と言えばシタールですが、これは13…
今日のテーマはインド音楽です。 冒頭から言い訳で恐縮ですが、インド音楽は実際にインド人に長期間弟子入りしないことには本質は理解できません。 しかし弟子入り経験どころか、インドに行ったことすらない私が頑張って調べられるだけ調べた結果を発表しま…
今日のテーマは「移調の限られた旋法(移高が限られた旋法)」です。 英語では「Modes of Limited Transposition」です。 提唱者はオリヴィエ・メシアンですが、旋法によってはメシアン以前にも使った人は結構います。 なぜ移調が限られているのかと言うと、…
今回解説するのはアイルランド音楽です。 一般にケルト音楽と言われてしまうジャンルですが、本来ケルト音楽というのはスコットランドとか、フランスやスペインの北のほうの音楽まで含みます。 よって今回解説するのは、ケルト音楽ではなくアイルランド音楽…
今日のテーマは、ヘクサコルドとソルミゼーションです。 ヘクサコルド(ヘクサコード)とは、その名の通り6音のまとまりのことで、ソルミゼーションとは中世(から17世紀頃まで)ヨーロッパで用いられた階名唱法のことです。 ここで外せないのはグイード・ダ…
今回解説する曲は、太田裕美の「木綿のハンカチーフ」です。 作曲は、2020年に惜しくも亡くなられた筒美京平先生です。 www.youtube.com この曲、全く同じ構成の歌が4コーラス分続くので、演奏者側としてはどうやって各コーラスで変化をつけるべきなのか、非…
今日のテーマはブルースです。 現代のロックやポップス、或いはジャズなどを語る上で欠かせない存在ですから、しっかり勉強しておきましょう。 特徴 ブルースと言えば、最大の特徴は3度と7度、及び5度の音が半音下がることです。 これらの音をブルーノートと…
楽曲の調とは、楽器で弾いてみたり、頭の中で鳴らしてみたり、和音も調べることによって感覚的に判断するものですが、ある程度論理的に判断するためのテクニックも存在します。 楽典の「調の判定」という項目がそれに当たります。 正直、音大の入試問題以外…
今回解説する曲は、ドラクエ4の第3章フィールドBGM「武器商人トルネコ」です。 早速聞いてみましょう。 www.youtube.com 緊迫感のない曲ですねw 長閑で落ち着いた感じの第1章、ウキウキと飛び跳ねるような第2章、悲壮感漂う第4章、トボトボと孤独な感じの第5…
中世前半の音楽 後編です。 前編はこちら「中世前半の音楽 前編」をご覧ください。 グレゴリオ聖歌 前編で「各地で沢山のローカル聖歌が誕生した」と申し上げたように、当初は聖歌や礼拝の形式はヨーロッパ各地でバラバラでした。 しかしこれをローマ式に統…