音楽理論 ざっくり解説

音楽理論をざっくり解説します。最低限のポイントだけ知りたい方へ

楽式 前編

7月にこちら「アフリカ音楽 前編」のページがバズった関係で、当ブログが2020年の年間総合「はてなブログランキング」の35位にランクインいたしました。 はてなブックマークしてくださった皆様、読者登録してくださった皆様、コメントくださった皆様、本当に…

ドミナントコード上で使えるスケール

ドミナントコード上でどのようなテンションやスケールが使えるかについてのまとめ。 ミクソリディアン ドミナントコードと言えば、代表はⅤの和音です。 アヴェイラブル・ノート・スケールの理論に従うと、Ⅴの和音上で使えるのはミクソリディアンスケールです…

ハワイ音楽

今日のテーマはハワイ音楽です。 それほど分かりやすい特徴があるわけではないのですが、大まかな部分を何となく把握しておきましょう。 歴史 ハワイ諸島に人間が住み始めたのは、AD500年~800年頃ではないかと言われています。もちろん証拠はないのでハッキ…

きてよパーマン(三輪勝恵)

今回解説する曲は、パーマン第2作目のオープニングテーマ「きてよパーマン」です。 作曲は、Sugarの「ウエディング・ベル」でお馴染みの古田喜昭先生です。 きてよパーマン 三輪勝恵 【パーマン】 イントロ まずは上行していくブラス音から始まります。 基本…

面白い国歌

今日は世界の変わった国歌を色々と紹介いたします。 私の中では、変わった国歌No.1はダントツで君が代なのですが、君が代について語るとだいぶ長くなりそうなので、それはまた別の機会に…w 外国の国歌と言えば、次のような長調の勇ましい曲調をイメージする…

ロクリア旋法

教会旋法シリーズも早いもので最終回。もうちょっと引っ張れば良かったかなw 今日はロクリア旋法です。「ロクリアンスケール」「ロクリアンモード」「シの旋法」などと呼ばれることもあります。 このように「ドレミファソラシド」をシから始めた旋法を指しま…

ミクソリディア旋法

続いてはミクソリディア旋法です。 「ミクソリディアンスケール」「ミクソリディアンモード」「ソの旋法」などと呼ばれることもあります。 このように「ドレミファソラシド」をソから始めた旋法を指します。 上譜例はG音から始まるミクソリディア旋法なので…

リディア旋法

教会旋法シリーズ第3回目 リディア旋法です。 「リディアンスケール」「リディアンモード」「ファの旋法」などと呼ばれることもあります。 このように「ドレミファソラシド」をファから始めた旋法を指します。 上譜例はF音から始まるリディア旋法なので、こ…

フリジア旋法

今日のテーマはフリジア旋法です。 「フリジアンスケール」「フリジアンモード」「ミの旋法」などと呼ばれることもあります。発音の都合上「フリギア」と言う人もいます。 このように「ドレミファソラシド」をミから始めた旋法を指します。 上譜例はE音から…

ドリア旋法

今日のテーマはドリア旋法です。 「ドリアンスケール」「ドリアンモード」「レの旋法」などと呼ばれることもあります。 ちなみに今回は「アドリブ時にどのコード上で使えるか」みたいな話ではなく、ドリア旋法の作曲についての解説です。 ドリア旋法とは、こ…