音楽理論 ざっくり解説

音楽理論をざっくり解説します。最低限のポイントだけ知りたい方へ

キーボードの音色

今日はキーボードの様々な音色を紹介いたします。 ピアノの音を使う場合についてはだいたいこちら「ピアノでコードを弾く(ソロ)前編」で解説していますので、詳しく知りたい方はご覧下さい。 その前に、この「音色」という言葉は「ねいろ」と読むべきか「…

おジャ魔女カーニバル!!(MAHO堂)

今回解説する曲は、おジャ魔女どれみの初代オープニング曲「おジャ魔女カーニバル!!」です。 作曲者は80年代後半から90年代前半にかけて鬼のように名曲を生み出した池毅(いけたけし)先生です。 早速聞いてみましょう。 (歌詞)おジャ魔女どれみOP「お…

通奏低音

今日のテーマは通奏低音です。 名前だけを見ると、ドローンのような音を連想してしまいますね。 そのため通奏低音という言葉を「常に底流としてある考えや主張のたとえ」として使う人もいますが、これは誤用です。 通奏低音とは、低音部のパートを見ながら伴…

メロディにコードを付ける

今回はメロディにコードを付ける方法について解説いたします。 これをマスターしていると、オリジナル曲にメロディを付けるだけではなく、既存の曲のコードを付け直すこと(リハーモニゼイション)も出来るようになります。 ただし、コツを掴むまで多少訓練…

リディアン・クロマティック・コンセプト 後編

リディアン・クロマティック・コンセプト後編です。 前編「リディアン・クロマティック・コンセプト 前編」ではLCCの基本的な考え方について学びました。後編ではアドリブからは一旦離れて、より広い考え方を勉強しましょう。 コードや調の距離 5度圏上の距…

リディアン・クロマティック・コンセプト 前編

今日のテーマはリディアン・クロマティック・コンセプトです。「リディクロ」「LCC」などと呼ばれることもあります。 ジョージ・ラッセルというアメリカ人が考えたものです。 [書籍] ジョージ・ラッセル リディアン・クロマティック・コンセプト【送料無料】…

移調楽器 後編

移調楽器 後編です。 前編「移調楽器 前編」では移調楽器の基本的な考え方について学びました。 後編では補足説明を中心に解説していきたいと思います。 金管楽器 金管楽器はほとんどが移調楽器です。実音表記する楽器を探すほうが大変なくらい。 なので、下…

移調楽器 前編

今日のテーマは移調楽器です。 移調楽器とは、簡単に言えば譜面に書かれた通りの音が出ない楽器のことです。例えばトランペットは、楽譜に「ド」と書かれていても、いざ吹くと2度下のシ♭の音が出てしまいます。 今回はそんな面倒…いえ、個性的な楽器について…

古代ギリシア音楽 後編

古代ギリシア音楽 後編です。 前編「古代ギリシア音楽 前編」では古代ギリシア人の考え方やテトラコルドについて学びました。 後編では、テトラコルドを使って音階や旋法を作ってみましょう。 大完全音階 前編で、キタラの弦は最終的に15本になったと言いま…

古代ギリシア音楽 前編

今日は古代ギリシアの音楽理論について見てみましょう。 紀元前の話だからと言って侮るなかれ。この時代の理論が中世に伝わってグレゴリオ聖歌と融合し、それがクラシック音楽の元になり、クラシックは全てのポピュラー音楽の元になりました。 つまり、我々…