音楽理論 ざっくり解説

音楽理論をざっくり解説します。最低限のポイントだけ知りたい方へ

長音階

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今日のテーマは長音階です。

簡単に言えばドレミファソラシドのことですね。早速見てみましょう。

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はい、音楽をやったことがない人でも誰でも知っているドレミファソラシドです。ピアノの鍵盤の白い部分を順番に弾いていけば簡単に出来上がりますね。

しかし実は、ここにはちょっとした秘密が潜んでいます。楽譜では分かりづらいので鍵盤で見てみましょう。

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よく見てください。ドからレ、或いはレからミに上がるときは、黒鍵も含めると鍵盤2つ分上がっていますね。それに対して、ミからファに上がるときと、シからドに上がるときは鍵盤1つ分しか上がっていません。

(ギターで言うと、鍵盤2つ分は2フレット分。鍵盤1つ分は1フレット分)

 

「ミとファの間には黒鍵が無いんだから当たり前だろ」

そうですね。ではなぜミとファの間には黒鍵が無いのでしょうか。無いなら作ればいいじゃない…。ちょっと周波数で見てみましょう。

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「ド→レ」や「レ→ミ」に対して「ミ→ファ」は上がり幅が狭いですね。

この「×1.06」という上がり幅は半音の幅と同じなので、ファの音とは本当は黒鍵のグループに属していてもおかしくない存在なのです。(しかし歴史的な背景やら何やら色々あり、結局白鍵のグループに落ち着いています)

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つまり、理論的に言うとファの本当のポジションはここ(下図参照)なので、ミからファは鍵盤1つ分しか上がっていないし、実際の鍵盤でミとファの間に黒鍵を作ることもできないということです。

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話を戻しましょう。

基本的に、音階には鍵盤2つ分上がる場所と1つ分しか上がらない場所があります。その「どこで2つ分上がってどこで1つ分上がるか」というパターンが、そのままその音階の特徴となります。

長音階とは、3番目の音から4番目の音(ミからファ)に上がるとき、また7番目の音から8番目の音(シからド)に上がるときに半音だけ上がるパターンを持った音階です。この法則さえ守れば、どの音から始めようとも長音階を作ることができます。

 

ちなみに…。

この辺りについてもっと知りたい方は、こちらも合わせてご覧下さい。

www.mie238f.com

 

では、どのような長音階が存在するのか主音(最初の音)順に見ていきましょう。

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すげー多いな…( ̄д ̄;)

しかしどの音階も「3番目から4番目」と「7番目から8番目」に上がるときは鍵盤1つ分しか上がっていませんね。手元に楽器がある方は実際に弾いてみましょう。どの音階も「ドレミファソラシド」に聞こえますよ。

 

…え、なぜ2番目の音階はド#ではなくレ♭から始まっているのかって?

鋭い質問ですね。ド#もレ♭も同じ音なので(厳密に言うと違うのですが、ピアノやギターでは結局同じ)どちらから始まっても構わないのですが、ではド#から始まる長音階を書いてみて下さい。#が7つも必要ですよね。#を7つ書くよりは♭を5個書いたほうがマシなので、レ♭から始めるというわけです。

面白いのは嬰ヘ長調で、これはファ#から始めてもソ♭から始めても調号を6つ書かなくてはいけないという困った奴ですw

 

ちなみに五線譜の下側に書いてあるのはその音階の名前で、日本語・英語・ドイツ語の順に記してあります。なぜ3種類も必要なのかと言うと、ポピュラーの人は英語を使い、クラシックの人はドイツ語を使うからです。ポピュラーかクラシックか、まずは自分の学びたいほうの言語で覚えましょう。

 

では最後に、長音階を調号順に並べ直して終わりにしましょう。キーを上下させるときには先程の主音順のほうが便利なのですが、暗記する際は調号順のほうが便利です。

 

まずは#が付く音階。

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次に♭が付く音階。

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やっぱりすげー多いな…( ̄д ̄;)

覚え方としては、#が1個増えると主音が5度上がり、♭が1個増えると主音は4度上がります。

 

では次は短音階を勉強しましょう。

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