音楽理論 ざっくり解説

音楽理論をざっくり解説します。最低限のポイントだけ知りたい方へ

コードの覚え方 後編

スポンサーリンク

コードの覚え方、後編です。

前回は、アルファベットの意味について勉強しました。

今回は数字です。

 

コードに書いてある数字の意味は、主に追加音。

たまに、3度の音や5度の音を変化させる役割があります。

 

では追加音から見ていきましょう。

一番使われるのが7。他には6 9 11 13などが使われます。

初心者の方はとりあえず7だけ覚えてしまいましょう。他の数字はこち亀の日暮さん程度にしか登場しませんので、知らなくても問題ありません。

 

この7とか6というのは音程を表しています。つまりルート音から数えて何番目の音かを表しているわけです。C6と書いてあったら、ドから数えて6番目、ラの音を追加して、ドミソラの和音を弾きなさいという意味です。

 

しかし、この表記はピアノの白い鍵盤だけを数えているため、黒い部分が絡んでくると非常に分かりづらい。例えば、A6の追加音はファではなくファ♯なのです。

 

よって、先程のようにピアノの黒い部分も含めてカウントするのが万能な覚え方です。

順番に見ていきましょう。

f:id:mie238f:20170717004754j:plain

C7 ルート音から数えて10個上の音を追加。この場合はシ♭

C6 ルート音から数えて9個上の音を追加。この場合はラ

C9 ルート音から数えて14個上の音を追加。この場合はレ

C11 ルート音から数えて17個上の音を追加。この場合はファ

C13 ルート音から数えて21個上の音を追加。この場合はラ(←6と一緒かい!)

 

ちなみに…

9以上の数字は括弧の中に入れてC(9)などと書くのが一般的で、上記のように単にC9と書いてしまうと7と9の両方の音を追加しろ、という意味になってしまう場合があります。

しかし残念なことにコードの表記は時代や地域によって様々で、細かい部分はあまり統一されていません。コード表記が発明されてからまだ100年ぐらいしか経っていませんからね。まだまだこれからです。

 

では次、3度や5度の音が変化するパターンです。

f:id:mie238f:20170717004818j:plain

3度の音が変化するのは、sus4(サスペンデッド・フォー)です。「吊るされた」という意味ですね。Csus4の場合、ミの音がファの位置に吊るされています。

 

5度の音が変化するのは、♯5と♭5です。

意味はそのままで、♯5の場合は5度の音を半音上げる。♭5の場合は半音下げます。

♯5は滅多に見かけませんが、♭5はm7(♭5)という形でたまに登場します。

(♯5、♭5に対して、+5、-5という書き方もあるので覚えておきましょう)

 

最後に、特殊型。dimと分数コードを覚えましょう。

ここまでくれば一人前です。

f:id:mie238f:20170717004902j:plain

dim(ディミニッシュ)は、長身の日本人ピッチャーです。

…すみません、嘘です。本当は「減らす」という意味です。3度の音も5度の音もなんか色々と減らされてますよね。全ての音が鍵盤3つ分離れているという面白い形をしています。(最後のラの音からオクターブ上のドの音も、やはり3つ分離れている)

先程のm7(♭5)と形が非常に似ています。しかし少々専門的な話をすると、m7(♭5)はサブドミナントとドミナント、両方の役割ができるのに対し、dimはドミナントの役割しかできません。

 

分数コードは、低音部が変化します。

f:id:mie238f:20170717004940j:plain

例えばCと書いてあった場合、ピアノであれば右手でドミソ、左手でドの音を弾きますが、C/Dと書いてあった場合、右手でドミソ、左手でレの音を弾きます。分母が低音部の音を指定しているわけです。

バンドであれば、ベーシストが分母の部分を弾くことになります。

 

ちなみに読み方は「シー・オン・ディー」です。英語の語順なので分子が先です。

ある超人気バンドは「ディー分のシー」と読んでいましたが、カッコ悪いのでやめたほうがいいです。

 

さて、これでほとんどのコードは覚えました。ポピュラー音楽の世界にようこそ。

弾き語りをしましょう。作曲をしましょう。バンドを始めましょう。上手くなったらジャズなんかにも挑戦してみましょう。

 

最終目標はメジャーリーグだ!