音楽理論 ざっくり解説

音楽理論をざっくり解説します。最低限のポイントだけ知りたい方へ

結婚式の定番曲と言えば

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別に私が結婚式をあげるわけでも何でもないのですが、今回のテーマは結婚式でよく使われるクラシックの曲についてです。

最近の結婚式はどんな曲を流すのがトレンドなのでしょうか。J-POPを流す方も多いみたいですが、クラシックの人気も根強いみたいです。下手に歌詞がないほうがいい、という方はやっぱりクラシックかもしれませんね。ジャズなんかは結婚式には絶対合わないでしょうねw

というわけで、結婚をテーマにしたクラシック曲をいくつか見ていきましょう。

 

 

・メンデルスゾーン 結婚行進曲

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シェイクスピアの「夏の夜の夢」を元に作られた作品ですね。

最終的なハッピーエンドの場面で流れる曲なので、結婚式にはぴったりだと思う方もいるかもしれません。しかしそこに到達するまでがひどい話なんですよw

 

男1、女1、男2、女2 中心人物は簡単に言うとこの4人ですね。

男1と女1が許されぬ恋をしているのですが、男2も女1のことが好き。そこへなぜか妖精がやってきて、魔法の惚れ薬を適当に4人に使ったために、男1と男2が女2のことを好きになってしまい、怒った女1と女2が大喧嘩! そこへ男1と男2も参戦してもうグチャグチャ状態。

でもなんやかんやで惚れ薬の効果は消え、4人共正気を取り戻し、男1と女1はめでたく結婚式をあげるのでした。めでたしめでたし…って、これハッピーエンドなのかなw

絶対違うと思うんだけどなw

 

・ワーグナー 婚礼の合唱

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これもよく聞きますね。定番中の定番です。

ではこれは結婚式に相応しいハッピーな曲なのか。いえ、違いますw

 

ストーリーはというと…。

男が女に「決して私の名前や素性はお尋ねにならないでください」という約束をするのですが、その後なんやかんやで結婚式まで挙げた後、突然何を思ったか女は男に名前を聞いてしまいます。

鶴の恩返し方式ですね。「絶対に聞くなよ」「聞く」って。

名前を聞かれた男は姿を消し、女も悲しみのあまり絶命。最悪です。

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ちなみに…

あるとき、当時私が所属していたバンドでこの曲をアタマの部分だけ演奏することになりました。アレンジされた楽譜はいくらでも手に入りますが、オリジナルのスコアが見たかった私はネット上でこの曲を探すことにしました。

(作者が亡くなってから50年経つと著作権の保護が切れるのはご存知でしょうか。有名なクラシックの作曲家はだいたい死後50年以上経過していますから、ほとんどの楽譜はネットで公開されています)

楽譜自体はすぐ見つかったのですが、なにしろ元はオペラ。しかもワーグナーです。長い!

3時間半もあるオペラの楽譜です。確か400ページ以上あったはず。どうやって探すんだよ、これw

婚礼の合唱はどうやら後半に現れるらしいので200ページ目から探し始めて、何分かかったのか分かりませんが、とうとう300ページあたりにこの曲を発見しましたw

楽譜100ページ読むって多分初体験ですよw

 

この曲を聞くと私はいつもこのエピソードを思い出します。もう二度と演奏したくない曲の一つですw

 

 

・モーツァルト フィガロの結婚 序曲

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では最後にもう一つ。よく使われる、というわけではないですが、タイトルに結婚の文字が入っているため、これも解説しておきましょう。

 

これは主人公フィガロは特に悪いことはしていないのですが、周りの人間が不倫やら隠し子やら女装やら(女装趣味を否定したいのではなく、この話ではハニートラップ的なことに利用するために少年に無理やり女装をさせるのです)色々やらかしているので、これも相応しいと言えるのかどうか…。

 

 

以上、3つの作品を見てきましたが、ひどい話ばかりですねw

3つのうち婚礼の合唱とフィガロの結婚序曲はオペラの中の曲ですが、オペラとは基本的にこんな話ばかりだと思って頂いて差し支えありません。

今で言えばTVドラマと映画とコンサートとミュージカルが全部合わさったようなスーパー娯楽ですから、そりゃストーリーも多少なりともドロドロになるってもんです。

 

結婚式で流すならどんな曲がいいか。

少なくとも上記の3つは除外したほうがよさそうですw