音楽理論 ざっくり解説

音楽理論をざっくり解説します。最低限のポイントだけ知りたい方へ

楽典

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東北にある野球チームのことでしょうか。いえ、違います。

 

楽典とは、楽譜の読み書き、及びそれに付随する様々な用語を解説した学問です。

本来はこれを一番最初に学習するべきなのでしょうが、あまり面白いものではないのでやめたほうがいいです。それよりもまずは他の実戦的な理論を勉強して、その後で自分の知識の確認のために読むとか、分からないことがあったときに辞書的な使い方をするとか、そっちのほうが良いと私は思います。

 

楽譜の読み方とかコードネームも楽典の範囲ですが、このへんはちょっとバンドや作曲をかじった経験のある人なら余裕でしょう。

もし楽譜の読み方が分からなくて困っているのであれば、「漫画で分かる楽譜の読み方」とか「子供の楽典」みたいな本がありますので、それを古本屋で買ったほうがいい。いきなり本格的な楽典の本を買ったところで、余計分からなくなって自滅するだけです。

 

ちなみに…

コードネームについてはこちらでも紹介していますので、是非ご覧ください。

www.mie238f.com

ではそれ以外の重要な部分をざっくり見ていきましょう。

 

・音程

「音程がずれている」という使い方のせいで、いつの間にかピッチの意味になってしまいました。しかし本来は音程とはピッチの意味ではなく、ある音と音とがどれくらい離れているかを表すものです。

同じ音を1度とし、隣の音は2度、もう一個隣の音は3度…と表します。

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何で同じ音が0度じゃなくて1度やねん! はい、ごもっとも。

その理由として「インドでゼロが発見される前に音程の考え方が作られてしまったから」というのを私は聞いたことがあるのですが、本当なんでしょうか?

とにかく、同じ音が1度!

もう諦めてくださいw 電気が本当はマイナスからプラスに流れているのと同じで、もう今更直せませんw

 

本当は0度から始まったほうが都合がいいんですけどね。

0度から数えると1オクターブが7度で2オクターブが14度になります。単純に2倍すればいい。しかし現在の数え方だと1オクターブが8度で2オクターブが15度になります。絶妙に覚えにくいですねw

ちなみに「重減2度」みたいな難しい音程もありますが、こんなのは一生使わないので覚える必要はありません。

 

・非和声音

コードの中に含まれていない音がメロディに登場したら、それが非和声音です。

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お裁縫で波縫いをするように動くので、刺繍音

ある音を経過して次の音まで行くので、経過音

引っ掛けて留めておいてからストンと落とすので、掛留音

掛留音の変化、倚音

先に登場するので、先取音

ずっと続くので、保続音

このへんが代表的です。

ただこれは和声とか対位法とか曲の分析をするときに使うものなので、普通に曲を作るときにはこんなことは考えないほうがむしろ良い曲ができます。

 

・演奏記号 発想記号

こちらも色々ありますが、簡単なものは実際の曲を弾いてるうちに覚えてしまいますし、例によって難しいものは覚える必要がないw

特に発想記号はそうですね。カンタービレとかそういうやつです。

このへんの記号はイタリア語です。なぜイタリア語かというと、昔はイタリアがクラシックの先進国だったからです。

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日本でクラシックが発展していれば、今頃楽譜はこうなっていたはずです。

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まぁこれは冗談ですが、イタリアの人は楽譜がこのように見えてるはずですよね。

フォルテとかピアノなどの記号はイタリア語で書いてくれないと逆に読みづらくなってしまいますが、発想記号に限って言えば何語だって構いません。最近のポピュラー音楽の楽譜は英語で書かれているものもあります。もちろん日本語で書いたっていい。

演奏者に自分の意図を分かってもらうためには、母国語で書くのが一番だと私は思います。

 

さて、楽典について見てまいりましたが、いかがだったでしょうか。

なかなか難しい学問ではありますが、是非とも頑張って頂きたいと思います。

そして、東北の野球チームにも是非とも頑張って頂きたいと思います。