音楽理論 ざっくり解説

音楽理論をざっくり解説します。最低限のポイントだけ知りたい方へ

Fのコードの押さえ方

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ギターを始めて一番最初にやってくる難関。それは何でしょうか。

指先の皮がベロベロになって、入浴したときに沁みることでしょうか? コードチェンジに時間がかかりすぎて、1小節目から2小節目のコードに移るだけで曲が終わってしまうことでしょうか? というか教本の1ページ目に書いてあるCのコードがいきなり複雑すぎて、いざストロークしたらカタカタカタ…と、「全ミュート状態」になってしまうことでしょうか?

…うん、全部ですね。

 

いやいや、そうじゃなくて、Fですよ、F。

Fのコードが弾けなくて挫折するという、ギターあるあるです。

そもそもなぜFが難しいかと言えば、セーハをするからです。セーハとは一本の指で複数の弦を押さえてしまうことです。

さらに、Fの場合は1フレットをセーハするので余計難しい。

セーハをする場合、基本的に少ないフレット数ほど難しいと思ってください。フレット数が低いほどナット部分(弦の左端)に近くなるため、力が必要になります。

こんなラスボス的な奴が序盤に現れるのですから、ギターとは恐ろしい楽器ですね。

 

ちなみにセーハをするコードは他にも無数にありますよ。B♭もFと並ぶ難関ですね。

それ以外にもD♭やA♭など色々ありますが、全部このB♭とFの変化形ですから怖くはありません。とにかくまずはB♭とFです。

 

ではちょっと横道にそれてB♭から見てみましょう。

B♭は、1フレットを人差し指でセーハして、残りの指で2弦・3弦・4弦の3フレット目を押さえる形です。Aのコードが1個ずれたような感じですね。

とても人間にはできそうもない無理難題です。一歩間違えれば修行ですよ、これ。

 

しかしちょっとタイム。

ここでちょっと、どの弦が重要なのか考えてみましょう。

B♭の場合、5弦がルートになりますから、最も重要なのは5弦。5弦がルート(最低音)ということは、6弦は弾かなくていいということになります。6弦がなくなるだけで難易度がグッと下がりますね。

重要なのは5弦ですから、とにかく5弦を全力で押さえましょう。上手くいかない場合は人差し指の先のほうを使ってみたり、裏から親指も全力でサポートして、とにかく5弦が鳴るようにしましょう。

1弦は特に必要のない音なので、鳴らなくても問題ありません。ミュート状態でも気にせず弾き続けましょう。

 

つまりまとめると…。

1弦・5弦・6弦を押さえなくてはいけない修行のようだが、大事なのは5弦だけ。初心者のうちは5弦だけ意識して弾きましょう。

 

…ということです。

 

では次、いよいよFです。

これも人差し指で1弦・2弦・6弦を押さえなくてはいけません。修行第二弾が始まりました。しかも今回は6弦がルートなので、弦を減らすこともできない。1弦・2弦をミュート状態にするのは不可能ではないが、ちょっと高音が無さすぎて寂しいですね。開放弦で弾いてしまう可能性もあるし。

人差し指は1弦・2弦のみのセーハにして、6弦は親指で押さえるというやり方もありますが、多分これは手の大きい人でないと無理ではないかと思われます。少なくとも私はできません。

さてどうしたものか。

 

…というわけで今回は、奥義「簡単F」をご紹介いたします。

これです。ジャ~ン!

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一気に簡単になりましたね! これならできそうです。

私の場合、ギター始めて1年か1年半ぐらいはこの簡単Fを貫き通していたような記憶があります。けっこう誤魔化せますよ、これ。

ベースがいる場合はそもそも簡単Fでも何の問題もないですし、アコギ一本で弾く場合にも、歌でも歌ってりゃバレません。

 

ゲームでは倒せない敵が登場したらその場でレベル上げをするしかありませんが、音楽の場合はそんなことは全くありません。とっとと迂回して次の街に行って、強い装備を手に入れて、気が向いたら戻って倒しに行けばいい。

ガチのFなんてもっと上手くなってから挑戦すればいいのです。