音楽理論 ざっくり解説

音楽理論をざっくり解説します。最低限のポイントだけ知りたい方へ

コラム

面白い国歌

今日は世界の変わった国歌を色々と紹介いたします。 私の中では、変わった国歌No.1はダントツで君が代なのですが、君が代について語るとだいぶ長くなりそうなので、それはまた別の機会に…w 外国の国歌と言えば、次のような長調の勇ましい曲調をイメージする…

音楽理論は必要なのか

たまにはこんな荒れそうなテーマに挑戦してみましょう。 芸術の弱点(?)は、作品の良し悪しを点数などで明確に決められないところです。 私の絵とピカソの絵を比べたらピカソの圧勝に決まっていますが、それを万人が納得するように数値化することは出来ま…

やられたコード進行

今回は、私が「やられた!」と思ったコード進行をいくつか紹介したいと思います。 基礎的な音楽理論を勉強していれば、実際に使う・使わないはともかくとして、大抵の進行は思いつくものです。しかし稀に「これは一生かかっても思いつかない!」と思うような…

クラシックの一発屋

突然ですが、歴代CD売上ランキングを見てみましょう。 歴代CDシングル売り上げ枚数ランキング | 年代流行 若い人でも歌える歌、当時はアホみたいに流行っていたけど今の若い人は誰も知らない歌、この一曲だけで消えてしまった人。色々ありますね。 また、ラ…

コードの種類を全部数えてみた!

10月4日0時頃、緊急地震速報が発表された関係で、私が以前書いた「緊急地震速報」が小バズを起こしました。災害をきっかけにバズるというのは何とも複雑な気分ですが、とりあえず速報後に実際に来た地震は小規模なものだったので良かったです。 Twitterなど…

楽典 おすすめの教科書

楽典を学ぶにあたってのオススメの教科書を紹介いたします。 和声を学ぶなら文句なしで音楽之友社から出版されている芸大和声なのですが、では楽典を学ぶときも同様に音楽之友社の黄色い本か…と言うと、そうでもない。 なぜなら、本編中(楽典)でも少し触れ…

絶対音感とは 後編

絶対音感 後編です。 そもそも絶対音感とは、「音を記憶している」ということです。小さい頃から楽器をやっていると、「この音はド、この音はレ」といった具合に、いつの間にか音を記憶してしまうのです。 記憶しているだけですから、自分の引き出しにない音…

絶対音感とは 前編

巷でよく使われる言葉の割に、あまり理解されていない音楽用語第一位。 そんな絶対音感が今日のテーマです。 まず定義から説明すると、絶対音感とは「ある音を聞いたときに、その音名を認識することができる能力」のことです。つまり、ピアノの音でもクラク…

なぜ連続5度は禁則なのか

和声学の一番の禁則と言っても過言ではないのが「連続5度」です。 もう「他はやってもいいからこれだけはやるな!」ぐらいのレベルで教わるのですが、その割には実際の作品にはけっこう登場するんですよね。 分かりやすい例で言うとドビュッシーの「沈める…

コードの限界

追記 「雅楽」という検索ワードでこちらのページにたどり着いてしまう方がたまにいらっしゃるようですが、こちらには雅楽に関する内容はほとんど書かれておりません。雅楽について詳しく知りたい方は、こちら「雅楽 前編」をご覧下さい。 ちょっと突っ込んだ…

人工知能と音楽

今回のテーマは、人工知能です。 人工知能の発達によって未来の音楽がどう変わっていくか、一緒に予想してみましょう。 皆さんは人工知能が作った曲を聞いたことがあるでしょうか。 私は数十秒しか聞いたことがないのですが、まぁ無難な曲を書くな、という印…

和声 おすすめの教科書

ここでは音学理論(和声)を勉強するにあたってのオススメの教科書を紹介いたします。 とは言っても、私もそれほど多くの本を読破したわけではないので少ししか紹介できませんが…。 クラシック系 「和声は学んでみたいけど高いし難しそうだから手が出せない…